映画「かがみの孤城」を見た感想(ネタバレあり)

映画

こんにちはベリオンです。

かがみの孤城を見て、すごい良かったので内容をまとめてみました。

最後ネタバレありきの感想も書いていますので、まだ見てない人は感想の部分は見ないでください。

ではまず最初にどのような映画かだけ少しまとめてみました。

かがみの孤城とは

2018年に本屋大賞を受賞した小説です。

内容は選ばれた7人の子どもたちは、それぞれイジメや家庭内暴力など大変な状況に置かれていて、孤城に隠されたどんな願いも叶えてくれる鍵を探すミステリーと並行しながら、子どもたちの周辺がイジメにどう対処していくかも描かれます。

学校での居場所をなくし部屋に閉じこもっていた中学生・こころ。

ある日突然部屋の鏡が光り出し、

吸い込まれるように中に入ると、そこにはおとぎ話に出てくるようなお城と見ず知らずの中学生6人が。

さらに「オオカミさま」と呼ばれる狼のお面をかぶった女の子が現れ、

「城に隠された鍵を見つければ、どんな願いでも叶えてやろう」と告げる。

期限は約1年間。

戸惑いつつも鍵を探しながら共に過ごすうち、7人には一つの共通点があることがわかる。

互いの抱える事情が少しずつ明らかになり、次第に心を通わせていくこころたち。

そしてお城が7人にとって特別な居場所に変わり始めた頃、ある出来事が彼らを襲う――――

果たして鍵は見つかるのか?なぜこの7人が集められたのか?

それぞれが胸に秘めた〈人に言えない願い〉とは?

全てが明らかになる時、想像を超える奇跡が待ち受ける

©2022「かがみの孤城」製作委員会

公式サイトにはこう書いています。

そう主な登場人物は子供たち7人とオオカミ様の8人しかいないのですごい見やすいです。

こころ、スバル、マサムネ、アキ、リオン、フウカ、ウレシノの7人で全員同じ学校に通う中学生です。

そうこれが作品紹介にも言われてる共通点のひとつです。

でもリオン以外不登校のせいで7人とも知りません。

果たして7人は鍵を見つけれるのか?

7人は鍵を見つけて、どんな願いをするのか?

それとも願いを叶えないのか?

因みに願いを叶えた場合は、孤城での記憶がなくなるというデメリット付きです。

制作会社はA-1Pictures

「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」や「ソードアート・オンライン」や「リコイス・リコイル」を手掛けた会社です。

キャラデザはあの花に似て万人受けする絵のタッチでした。

感想

ここからはネタバレを含みますので、見たくない方は見ないでください。

正直中々面白かったです。

見れば見るほど伏線回収ができると思います。

最後のエンドロールを見ると、主人公がこころじゃなくて、リオンということがよくわかる。

そして、エンドロールのオオカミ様(リオンの姉)が死んだ後もこころと付き合うまでは、ずっと見守ってたと思うとすごい泣けてきます。

ここの破壊力がマジでヤバイ。

そしてそのあとの風景もいい感じにまとまっててよかったです。

まず1998年にアキがリオンの姉のオオカミ様の先生として出会います。

エンディングで、こころと再会したリオンはこころのカウンセラーをしてたアキと出会います。

記憶の残ってるリオンはこころに孤城の話をしているのかと思われます。

2013年にスバルトマサムネが出会います。

マサムネのおかげで成功したスバルを、マサムネは神様と崇めてる所がいいですね。

そして、2014年に意識はしてないですけど、オオカミ様含めて、全員現実世界でそろいます。

そして2028年に宣言通り、ウレシノはフウカを見つけて一目ぼれしています。

めっさいい後日談ですね。

本編では戦犯のアキが、そのあとの功績がでかすぎるのも、いいポイントですね。

裏の主人公と言っても過言ではありません。アキ主人公の後日談でも映画できそうな気もしますし。

でも記憶の残ってる残ってないかは、本編では語られてなくて、オオカミ様が記憶を残せるように善処するってだけなので、ここはこのアニメの楽しみ方の一つだと思いますね。

因みに自分はリオンだけは覚えてて、後のメンバーは孤城での感情だけは残ってると思いますね。

だから孤城メンバーに対しては、好感度MAX気味なんだと思います。

数ある伏線

子供たちは最後まで気づいてなかったけど、数ある伏線が会話の中でちりばめられていました。

たとえばマサムネが有名なゲームの話をすると、ウレシノはそれ知ってるし、映画化もされたよねといってます。

とうぜんマサムネの時代ではまだ映画化されてないので、ウレシノの勘違いだと断言します。

ほかにマサムネの声優がコナンの高山みなみで、「真実はいつもひとつ」とコナンのモノマネをします。

ここでも1984年からきてるスバルはなにそれ?と言って返してます(1984年は名探偵コナンは存在してないから)

原作では駅前の話など、ショッピングセンターのはなしでかみ合わないシーンがあるみたいですが、映画のほうではカットされています。

あとリオンが親が作ったケーキを皆で食べるためにもってきて、オオカミ様にも渡して受け取ります。

これはリオンの親=オオカミ様の親でもあるので、親が作ったケーキだから受け取ったという伏線にもなります。

ふつうこういうゲームマスター的な人物は、なんの施しも受けないのが定番ですしね。

まとめ

まぁ、長々と語ってしまいましたが、普通に感動できて面白かったです。

あと初回より2回目のほうが楽しめる作品だと思いますので、何回も見てみてください。

最後に本編だけ見て終わる人が少なからずいるので、絶対にエンドロールまで見ることをおススメします。

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