アニメ「狼と香辛料」1話の感想と旧作と新作の比較してみた

2024年アニメ

こんにちはベリオンです。

今月から「狼と香辛料」がリメイクされて、1からリスタートされましたね。

何がどう変わったのか見比べてみました。

新作と旧作の違い

あらすじ

新作のあらすじをメインで、旧作のあらすじは()で閉じて書いてます。

ホロが豊穣を守る狼の昔話を少女にするところから始まる
(村の豊作や凶作の背景に豊穣を守る狼の説明をするナレーション)

塩を売った帰りに関所を通るロレンス
荷車には毛皮と麦を積んでるとこを関所の騎士に見せる
そのついでに騎士から異教徒の話を聞く

村に着いた後、村人と会話しながらヤレイを探すロレンス
(村に着いた後、村人と会話しながらクロエを探すロレンス)

↑新作(最後の麦を刈るヤレイ)
↓旧作(最後の麦を刈るクロエ)

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合/「狼と香辛料」製作委員会

最後の麦を刈り今年のホロになるヤレイ
(最後の麦を刈り、今年のホロになるクロエ)

追いかけられ穀物庫に閉じ込められるヤレイ
(追いかけられ穀物庫に閉じ込められるクロエ)

村長と会話するロレンス

伯爵のおかげで大量の銀貨のもうけを見せびらかす村長

村を後にするロレンス

荷車の物音に気付き確認するロレンス

毛皮の中に賢狼ホロと名乗る少女が眠っていた

遠吠えするホロ

剣を向けるロレンス

豊作の神と同じ名前だと疑うロレンス

自分の故郷の話をするホロ

本物なら狼の姿を見せろというロレンス

教会にも村長にも引き渡さないのを条件に麦の力で狼の姿に変化するホロ

ビビるロレンス

それを悲しそうな顔をして去るホロ

↑新作(怯えるロレンスを見るホロ)
↓旧作(怯えるロレンスを見るホロ)

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合/「狼と香辛料」製作委員会

村に戻り宿を借りるロレンス

穀物庫から抜け出したヤレイと酒を飲みながら楽しく出会いの昔話をする
(穀物庫から抜け出したクロエと酒を飲みながら商売の話をする)

↑新作(ヤレイと昔話や商売の話をするロレンス)
↓旧作(クロエと昔話や商売の話をするロレンス)

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合/「狼と香辛料」製作委員会

賢狼ホロはいないし、必要ないと言いながら帰るヤレイ
(クロエを穀物庫まで送る道中に、賢狼ホロは実際にはいないという話をする)

ヤレイと別れた後、宿に戻りホロのことを思い出すロレンス
(クロエを送った後、宿に戻りホロのことを思い出すロレンス)

ロレンスの布団の中から顔を出すホロ
(横になってるロレンスの横に急に現れて、声をかける)

↑新作「わっちがどうかしたかや?」と顔を出すホロ
↓旧作「誰を探しておるのかや?」と現れるホロ

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合/「狼と香辛料」製作委員会

恐れたことを謝るロレンス

村の住人は誰も必要としてないことを悟るホロ

どこか行く当てがあるとロレンスが聞いたら、故郷の北へ帰りたいというホロ

翌朝、ロレンスの10年かけてそろえた一張羅を着て荷車から出てくるホロ

一緒に旅をすることを了承し、お互い自己紹介する

そして御者台がせまいと愚痴るホロ

↑新作
↓旧作

©2024 支倉凍砂・KADOKAWA/ローエン商業組合/「狼と香辛料」製作委員会

以上1話のあらすじでした。

新作も旧作も全く同じ終わり方で、あらすじもクロエが原作通りのヤレイに変わってる以外ほぼ同じでした。

サブタイトルの違い

旧作は「狼と一張羅」なのに対して、新作「収穫祭と狭くなった御者台」に変わってます。

これは旧作ではホロがロレンスの一張羅を着ることで、何かが隠されていることを示唆していると思わせていました。

それに対して新作のほうでは収穫祭のエピソードのほうに重きを置き、最後にホロが加わったおかげで御者台が狭くなったという1話のストーリーをより簡潔に表しています。

旧作と新作でサブタイトルを変更することで、視聴者に対して新たな興味を引くことができます。
古いファンにとっては新しい視点やアプローチが提供され、新しい視聴者にとってはタイトルがより魅力的に見えるかもしれません。

こんなにサブタイトルで楽しめるアニメは他にないですね。

感想

旧作とほとんど一緒なのに、細かい演出や見せ方が若干ちがうので、新旧両方見ることでより楽しめました。

確かに続編をするにしても旧作ではオリジナルキャラのクロエが出てきて、ヤレイが出て来てない時点で続編は積み状態でしたし、リスタートでよかったと思います。

でも終わり方も旧作と全く同じだったので、新作はどこまでやってどこで分岐するのか楽しみです。(原作は読んでないので)

あとEDアニメーションが前作のことをリスペクトしてるのか、原作絵を使ったアニメーションなので少し雰囲気が似ているのがすごくよかったです。

因みに余談ですが、タイトルの御者台(ぎょしゃだい)とは御者が乗る馬車前面の台のことです。
御者は運転手の意味です。

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